
◆ケンブリッジ大とMIT、共同で次世代旅客機を開発へ・プリウス並の
燃費効率を目指す
英ケンブリッジ大学と米マサチューセッツ工科大が共同で開発を進めている
「静穏」ジェット旅客機のコンセプトモデルが6日、公表された。
両大学が共同で開発を進めている静穏ジェット旅客機は「SAX-40」と呼ばれ
ているもので、通常の航空機の機外の騒音レベルが90デシベル
(鉄道のガード下よりも更にうるさいレベル)なにに対して、60デシベル
(喫茶店と同じ騒音レベル)前後の静穏性を目指している。
SAX-40の開発を進めているケンブリッジ・マサチューセッツ研究機構によると
通常の航空機の騒音の発生源は①ジェットエンジンのファンが高速で
回転することによって生じる騒音、②ジェットエンジンからの噴射による
気流が主翼のフラップにぶつかることによる騒音、③飛行中に機体の
エアロダイナミクスによる気流の乱れによって生じる騒音に集約できるという。
その上で、最大の騒音の発生源となっているジェットエンジンに関しては
ファンの回転数を落しても高い効率の噴射を得られる専用のエンジンを
開発、また、機体そのものに関してもブレンディッドボディーを採用して
飛行中の気流の乱れを生み出す要素を徹底的に排除して流れるように
飛行を行えることを目指すとしている。
また、この機体専用に開発を進めている高効率ジェットエンジンと
エアロダイナミクス的に高度に洗練化された機体の相乗効果により
1マイルの燃費効率を149乗客数/1UKガロン燃料(現在最も燃費効率の高い
航空機でも1マイルあたりの燃費効率は120前後となる)までに持っていき
トヨタのハイブリッド乗用車「プリウス」と並の燃費効率を目指す
ともしている。
★”サンバーバード”に出てきた、原子力エンジンの旅客機を思い出した
まあ今からしたら、原子力エンジンの旅客着ってのも、流石にどうかと思うがw
ソレは兎も角、科学技術の進化スピードは、21世紀になってから
また加速してきましたね、この旅客機もいずれ実現するんでしょうね
PS:TOP絵を、冬コミ用アイキャッチに変更

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